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水都大阪2009記念シンポジウム

[参加型プログラム] [日中プログラム] 2009年9月22日(火・祝)

昔から、海と繋がる川によって運ばれる新しいモノと情報とが集まることで発展してきた水の都・大阪。シンポジウムでは水都の再生に向けて、「川港・大阪」「大阪固有の文化・歴史」「地域固有の表現(アート)の現在と未来」などをテーマに、多分野の専門家をパネリストに招いて開催します。(スケジュール等の記載内容は変更になる場合があります。)

企業メセナ協議会助成事業認定マーク日本万国博覧会記念機構助成金認定マーク

水都大阪2009記念シンポジウム


概要説明

事業名

水都大阪2009記念シンポジウム「遊びをせんとや生まれけむ―水都大阪の再生」

開催概要

水の都・大阪の復興を目指すシンボルイベント「水都大阪2009」を記念して、シンポジウム「遊びをせんとや生まれけむ ―水都大阪の再生」を開催します。
世界にもまれな都心部を囲む川によってできたロの字型の「水の回廊」は、古くは難波津に都がおかれた時代、「天下の台所」と呼ばれた江戸時代、そして「東洋のマンチェスター」と称された近代に至るまで、大阪の人々の暮らしにはかりしれない恩恵を与えてきました。大阪の歴史・経済・文化・風物・風景は、川によって形成され育くまれてきたのです。しかし、近代化、戦後のモータリゼーションのなかで、川や堀は埋め立てられ、「浪華八百八橋」とうたわれた数多くの橋もなくなり、川の都市資産としての価値は忘れられ、失われてきました。一方で大阪は、全国でもまれなる町人文化が成熟し、「民」の力を大きな原動力として発展してきた歴史文化都市です。その伝統は、現在もまちづくりを牽引する多様なNPOや市民活動に引き継がれています。
シンポジウムのタイトル「遊びをせんとや生まれけむ」は、『梁塵秘抄』のよく知られた歌ですが、「水都大阪」とは、連日各所で展開される多様なイベントやワークショップによって、人が都市や川と遊び戯れ、さまざま感覚を開き、都市に「遊びの文化」のエネルギーを生み出そうとする壮大な祭りということができます。情報、記号、流行、スピードに対して、五感、身体を大切にする人間社会構築へのキーワードを「遊び」と捉えたいと思います。
シンポジウムは二部構成となり、セッション1「河港・大阪と市民社会」では、人・モノ・情報の集結地として発展してきた水都・大阪の歴史と現在を、市民社会・アジアへ繋がる港湾都市・環境都市、といった様々な視点から紐解き、大阪の地政学的ポテンシャルと水都再生への道筋を探ります。セッション2「大阪の市民力・文化力 ― アートが都市をかきまぜる!」では、文化、アートの現場で活躍する実践者(アーティスト)を国内外から迎え、大阪の市民力・文化力アップにアートが果たす役割を討議。水都大阪2009の意義を問いかけます。大阪の歴史・都市・文化の研究者、河川や環境の専門家、大阪を拠点に世界的に活躍するアーティストが国内外より一堂に会し、この「水都大阪」の企ての意義を多様な角度から考え、水都としての大阪の歴史、文化、交流等をテーマに語り合うことで、大阪の都市力の向上と発信を目指します。

開催日時

9月22日(火・祝)、午前10時~午後6時15分(交流会参加の場合は午後7時30分)

開催場所

リーガロイヤルホテル(大阪)(大阪市北区中之島5-3-68)
大宴会場ロイヤルホール

主催

大阪大学、水都大阪2009実行委員会

助成

独立行政法人日本万国博覧会記念機構

出演者(五十音順)

阿部武司(大阪大学大学院経済学研究科長/同研究科教授)
磯辺行久(アーティスト)
伊東信宏(大阪大学大学院文学研究科准教授)
オウ・ニン/欧寧(編集者、アートディレクター)
大谷 懊(DANCE BOX Executive Director)
尾田栄章(国連・水と衛生に関する諮問委員会委員)
北川フラム(アートディレクター、水都大阪2009プロデューサー)
金水敏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター長/同大学院文学研究科教授)
小浦久子(大阪大学大学院工学研究科准教授)
下條真司(大阪大学サイバーメディアセンター教授 / 情報通信研究機構上席研究員)
ハーヴィ・シャピロ(大阪芸術大学環境デザイン学科教授)
ジェフリー・Eヘインズ (オレゴン大学アジア太平洋研究センター長)
椿昇(アーティスト)
永田靖(大阪大学大学院文学研究科教授)
橋爪節也(大阪大学総合博物館教授)
平川秀幸(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)
平田オリザ(劇作家/大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)
平松邦夫(大阪市長/水都大阪2009実行委員会会長)
福田知弘(大阪大学大学院工学研究科准教授)
松本雄吉(劇団維新派主宰)
水内俊雄(大阪市立大学都市研究プラザ教授)
ヤノベケンジ(アーティスト)
吉見俊哉(東京大学大学院情報学環教授)
鷲田清一(大阪大学総長)

定員

300名(要予約)

参加費

1,000円(日英同時通訳つき)、交流会参加の場合は別途2,000円が必要

応募方法・締め切り

参加者名(複数の場合は全員のお名前)、ご連絡先(お電話)、交流会の参加の有無をご明記の上、E-mail:suito@artfront.co.jp、もしくは、FAX:03-3476-4874まで、お申し込みください。【申込先:水都大阪2009記念シンポジウム事務局(アートフロントギャラリー内)】
締め切り:2009年9月5日(土) → 先着順としました。

プログラム

開会あいさつ:午前10時~

平松邦夫(大阪市長/水都大阪2009実行委員会会長)

基調講演1:午前10時15分~

鷲田清一(大阪大学総長)

問題提起:午前10時45分~

吉見俊哉(東京大学大学院情報学環教授)

セッション1「河港・大阪と市民社会」・第1部:午前11時~

人・モノ・情報の集結地として発展してきた水都・大阪の歴史と現在を、市民社会・アジアへ繋がる港湾都市・環境都市、といった様々な視点から紐解き、大阪の地政学的ポテンシャルと水都再生への道筋を探る。
★プレゼンテーション(1):ジェフリー・Eヘインズ (オレゴン大学アジア太平洋研究センター長)-10分
★プレゼンテーション(2):橋爪節也(大阪大学総合博物館教授)-10分
★プレゼンテーション(3):水内俊雄(大阪市立大学都市研究プラザ教授)-10分
★ディスカッション(60分)
コーディネーター:金水敏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター長/同大学院文学研究科教授)

昼食休憩:午後0時30分~

セッション1・第2部:午後1時30分~

★プレゼンテーション(1):ハーヴィ・シャピロ(大阪芸術大学環境デザイン学科教授)-10分
★プレゼンテーション(2):磯辺行久(アーティスト)-10分
★プレゼンテーション(3):尾田栄章(国連・水と衛生に関する諮問委員会委員)-10分
★ディスカッション(60分)
コーディネーター:金水敏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター長/同大学院文学研究科教授)

コーヒーブレーク:午後3時~

セッション2「大阪の市民力・文化力 ― アートが都市をかきまぜる!」:午後3時15分~

文化、アートの現場で活躍する実践者(アーティスト)を国内外から迎え、大阪の市民力・文化力アップにアートが果たす役割を討議。水都大阪2009の意義を問いかける。
★プレゼンテーション(1):椿昇(アーティスト)-10分
★プレゼンテーション(2):ヤノベケンジ(アーティスト)-10分
★プレゼンテーション(3):松本雄吉(劇団維新派主宰)-10分
★プレゼンテーション(4):オウ・ニン/欧寧(編集者、アートディレクター)-10分
★ディスカッション(80分)
コーディネーター:平田オリザ(劇作家/大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)

総括講演:午後5時15分~午後5時25分

鷲田清一(大阪大学総長)

閉会の辞:午後5時25分~午後5時30分

北川フラム(アートディレクター、水都大阪2009プロデューサー)

パフォーマンス Dance Box企画「GUYS・水都大阪編」:午後5時45分~

シンポジウム風ダンス ~踊れ!熱い男の水掛け論~
2005年大阪現代演劇祭のダンスボックス特別企画として関西で活躍する男性ダンサー24名を集めて行われた男だらけのダンスパフォーマンス「GUYSⅢ」が水都大阪記念シンポジウムに登場!水の都大阪の文化や、経済について幅広く関係なく、シンポジウム風パフォーマンスを行う。

交流会:午後6時30分~午後7時30分

出演者紹介(五十音順)

■阿部武司(大阪大学大学院経済学研究科長/同研究科教授)
1952年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業後、1982年に同大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。1988年、経済学博士(東京大学)。東京大学社会科学研究所助手、筑波大学社会科学系講師、大阪大学経済学部助教授・教授を経て1998年より大阪大学大学院経済学研究科教授に配置換え。近代日本経済史、比較経営史を専攻。『日本における産地綿織物業の展開』、『近代大阪経済史』、『日本経営史』(共著)、Region and Strategy in Britain and Japan: Business in Lancashire and Kansai 1890-1990(共編著)などの著書がある。2009年より経営史学会会長。

■磯辺行久(アーティスト)
1935年東京都生まれ。1959年東京藝術大学絵画科卒業。1972年ペンシルベニア大学卒業 (エコロジカル・プランニング専攻)。若い頃から瑛九のデモクラート美術協会などに参加し前衛作家として1960年代に活躍した後、渡米して環境計画を学ぶ。以後現在に至るまで、美術家/環境計画家として、より広い自然環境を射程に据えた活動を展開。

■伊東信宏(大阪大学大学院文学研究科准教授)
1960年生まれ。中東欧の音楽史および民族音楽学を専門とする。大阪大学文学部美学科卒業。同大学文学研究科博士後期課程満期退学。日本学術振興会特別研究員、リスト・フェレンツ音楽院(ハンガリー)客員研究員等を経て現職。吉田秀和賞受賞、アリオン賞奨励賞(音楽評論部門)受賞。著書に『バルトーク:民謡を「発見」した辺境の作曲家』『中東欧音楽の回路:ロマ、クレズマー、そし て20世紀の前衛』等。編著に『ピアノはいつピアノになったか?』等。朝日新聞で音楽評執筆、NHK-FM「オーケストラの夕べ」コメンテータなども担当している。

■オウ・ニン/欧寧(編集者、アートディレクター)
1969年生まれ。2006年まで広州で活動、現在は北京在住。キュレーターとしては、世界巡回ビエンナーレ『Get It Louder/大声展』(2005-07)など、若手アーティストの発掘でも知られる。都市開発で消えゆく旧市街地の過去・現在・未来を現代アートとドキュメンタリーのハイブリッド映像作品として結晶させた『三元里』は2003ヴェネチア・ビエンナーレに出品。ニューヨーク近代美術館、森美術館等、世界各国で作品を発表する。雑誌への寄稿も多く、世界各地で講演会を行う。インディペンデント・フィルム・ビデオ制作U-thèqueやオルタナティブな文化活動を展開するAlternative Archiveを共同設立。

■大谷 懊(DANCE BOX Executive Director)
大阪生まれ。1991年から2001年までTORII HALLプロデューサー。1996年に「DANCE BOX」を立ち上げ、2002年「Art Theater dB」を開設。コンテンポラリーダンスを中心とした公演・WSを年間約30本企画制作する。’2009年4月、神戸市から招聘され新長田に拠点を移し「ArtTheater dB 神戸」を開設。

■尾田栄章(国連・水と衛生に関する諮問委員会委員)
1941年奈良県生まれ。建設省河川局長として、河川管理の目的に「河川環境の整備と保全を加えること、計画造りの段階から「関係住民」の参加を求めること等の河川法改正を主導する。現在は「国連事務総長:水と衛生に関する諮問委員会」委員を務めるなど国際的なネットワークを通じて世界の水問題の解決に向けて取り組むと共に、ヒートアイランド現象解決に市民の発想をとりいれた「打ち水大作戦」、蓋をされた渋谷川の再生を目指す「渋谷川ルネッサンス」など、幅広い活動を展開している。

■北川フラム(アートディレクター、水都大阪2009プロデューサー)
1946年新潟県生まれ。東京芸術大学卒業。主なプロジェクトに「アントニオ・ガウディ展」、「アパルトヘイト否!国際美術展」「ファーレ立川アート計画」「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」等。大地の芸術祭は2001年の「ふるさとイベント大賞」のグランプリを受賞した。平成18年度芸術選奨(芸術振興部門)、平成19年度国際交流奨励賞・文化芸術交流賞受賞。アートフロントギャラリー主宰、地中美術館総合ディレクター、新潟市美術館館長、女子美術大学教授等。

■金水敏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター長/同大学院文学研究科教授)
1956年大阪生まれ。東京大学大学院人文科学研究科退学後、大阪女子大学学芸学部講師、神戸大学文学部助教授等を経て現職へ。専門は日本語を中心とする文法の歴史的研究のほか、「役割語」の提唱者として活発な著作・講演等を行っている。著書に『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』、共編著に『日本語史のインタフェース』等。 2006年、『日本語存在表現の歴史』で新村出賞受賞。

■小浦久子(大阪大学大学院工学研究科准教授)
大阪生まれ。都市計画・環境デザインが専門。大阪大学人間科学部卒業後、大阪商工会議所、民間コンサルタント会社を経て、1992年大阪大学工学部助手。景観を都市空間の文化ととらえ土地利用や都市計画の観点から調査研究を進めるとともに、自治体の計画づくりを支援することを通じて空間デザインと計画制度をつなぐ実践的取り組みを行っている。著書に『まとまりの景観デザイン』『失われた風景を求めて』(共著)『高度情報化社会のガバナンス』(共著)他。

■下條真司(大阪大学サイバーメディアセンター教授 / 情報通信研究機構上席研究員)
1958年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。大阪大学サイバーメディアセンター教授。2005年大阪科学賞受賞。現在、大阪大学に籍を置きながら、情報通信 研究機構に上席研究員として出向し、環境に配慮した情報システムの構築に取り組んでいる。例えばこれまでバラバラに存在している情報システムをネットワークの中に集約することで、効率的なシステムを組んでいくという「クラウドコンピューティン グ」が重要なキーワードの一つである。また、大阪北ヤードを盛り上げる活動にも参 画しており、"science park in the city"というコンセプトを掲げて様々な研究活動 のシナジーを研究をわかりやすく表現する「可視化」の仕組みを北ヤードに展開しようとしている。

■ハーヴィ・シャピロ(大阪芸術大学環境デザイン学科教授)
地球環境論、地域生態計画論。ペンシルバニア大学芸術大学院卒。日本に環境アセスメントという概念を導入。アジア、環太平洋、大阪湾や瀬戸内海の環境政策、エコロジカルプランニングを提言する。

■ジェフリー・Eヘインズ (オレゴン大学アジア太平洋研究センター長)
1950年米国インディアナ州生まれ。1973年ウィリアムズカレッジ卒業。1988年カリフォルニア州立大学バークレー校で博士号取得(歴史学)。フルブライト奨学生として、大阪市立大学の宮本憲一教授のもとで、関一研究会に参加。関一日記の発見、公刊に尽力した。

■椿昇(アーティスト)
1953年京都生まれ。京都造形芸術大学芸術学部空間演出デザイン学科教授(学科長)。1989年「アゲインスト・ネーチャー展」に出品、クールジャパンの先駆けとなる。1993年「ベニスビエンナーレ・アペルト」に出品。 2001年横浜トリエンナーレでは情報哲学者の室井 尚と組んで「飛蝗」を発表した。03年水戸芸術館で「国連少年展」を開催。2004年10月パレスチナ「アルカサバシアター」の舞台美術を担当。同時にウェブプロジェクトの「RADIKAL DIALOGUE」を開始。以後トロント、ライプチヒ、ワイマールなど各地に巡回。2006年マサチューセッツ工科大学のレジデンスに招聘される。

■永田靖(大阪大学大学院文学研究科教授)
1957年生まれ。演劇学者。近代演劇史及び現代演劇理論専攻。明治大学大学院演劇学専攻博士課程中退。ロシアを含むアジア圏内の演劇接触の展開過程と演劇史的意義を研究中。日本演劇学会事務局長、IFTR国際演劇学会理事。昨年よりアジア演劇研究国際ワーキンググループを主宰し、アジアと西欧のアジア演劇の研究教育のネットワークの構築を推進。2011年IFTR国際演劇学会大阪大会実行委員長。

■橋爪節也(大阪大学総合博物館教授)
1958年大阪市生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修了。大阪市立近代美術館建設準備室主任学芸員を経て現職。近代大阪の美術が専門。著書に『モダン心斎橋コレクション-メトロポリスの時代と記憶』、編著に『映画「大大阪観光」の世界 昭和12年のモダン都市』『モダン道頓堀探検-大正、昭和初期の大大阪を歩く』等。企画に関与した展覧会に『なにわ知の巨人 木村蒹葭堂展』『浪花画壇の悪魔派 北野恒富展』『没後80年記念 佐伯祐三展』等。

■平川秀幸(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)
1964年東京生まれ。博士(学術)。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士後期課程・博士候補資格取得後退学(2000年)、(財)政策科学研究所客員研究員、京都女子大学現代社会学部講師、同助教授を経て、2006年より現職。元々は物理学専攻だったが大学院の途中から哲学に転向。現在の専門は科学技術社会論(科学技術ガバナンス論、市民参加論)で、コミュニケーションデザイン・センターでは、市民からの相談・依頼に応えて研究調査を行う「サイエンスショップ」を運営している。

■平田オリザ(劇作家/大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)
1962年東京生まれ。劇作家・演出家。劇団「青年団」主宰。東京・こまばアゴラ劇場支配人。「現代口語演劇理論」を掲げ、日本人の生活を起点に演劇を見直し、「静かな演劇」と称され1990年代の小劇場演劇の流れをつくる。演劇はもとより教育、言語、文芸などあらゆる分野の批評、随筆などを各誌に執筆。近年は、公演やワークショップを通じて海外との交流も深め、2002年度から採用された国語教科書に掲載されている平田のワークショップ方法論により、年間で30万人以上の子供たちが、教室で演劇を創るようになっている。他にも障害者とのワークショップ、駒場ほか地元自治体やNPOと連携した総合的な演劇教育プログラムの開発など、多角的な演劇教育活動を展開している。

■平松邦夫(大阪市長)
1948年兵庫県生まれ。同志社大学卒業。毎日放送アナウンサーを経て、役員室長、人事局専任局長を歴任。2007年、大阪市長に初当選。2年目となる今年は、「大都市、そしていちばん住みたいまちへ」を掲げ、放置自転車台数ワースト1の返上などに取り組む。

■福田知弘(大阪大学大学院工学研究科准教授)
1971年兵庫県加古川市生まれ。大阪大学大学院准教授,博士(工学)。環境デザインとコミュニケーション技術を研究テーマとし,高松市4町パティオデザイン,近江八幡市のまちづくり,台湾Next Gene20など,国内外のプロジェクトに参画しながらビジュアルコミュニケーションツールの開発に携わる。安藤忠雄建築展2009水都大阪1/300模型制作メンバー,NPO法人もうひとつの旅クラブ理事,大阪旅メガネエリアクルー。「光都・こうべ」照明デザイン設計競技最優秀賞受賞。著書「VRプレゼンテーションと新しい街づくり」。ふくだぶろーぐは,http://y-f-lab.jp/fukudablog/

■松本雄吉(劇団維新派主宰)
熊本県生まれ。維新派主宰。大阪教育大学で美術を専攻。「喋らない台詞、踊らない踊り、歌わない音楽」をコンセプトとしたまったくあたらしい表現スタイルは「ヂャンヂャン☆オペラ」と呼ばれる。場所との交感をたいせつに、劇場を劇団員自らの手で建設するユニークなスタイルも特徴。代表作に野球グラウンドを全面使用した「さかしま」や、離島の銅精錬所跡地内に劇場を建てた「カンカラ」など。同作品では第二回朝日舞台芸術賞を受賞。近年は国内のみでなく、オセアニア・ヨーロッパなど海外での公演も多い。

■水内俊雄(大阪市立大学都市研究プラザ教授)
1956年生まれ。京都大学大学院博士課程中退(人文地理学)。政治・社会地理学,近代都市研究,地理思想史研究,ホームレス支援施策。主な著書に『モダン都市の系譜』(共著)、『空間の社会地理』(編著)、『「開発」の変容と地域文化』(共著)、『経済・社会の地理学』(共著)など。

■ヤノベケンジ(アーティスト)
1965年大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1990年のデビュー以降「サヴァイヴァル」をテーマに、終末の未来を生き抜くための機会彫刻を制作。1997年より、自作の放射線感知服を着て原発事故後のチェルノブイリなどを訪問する「アトムスーツ・プロジェクト」を開始。21世紀の幕開けとともに「リヴァイヴァル」へとテーマを移行させる。展覧会に1999年「日本ゼロ年」(水戸芸術館)、2003年個展「メガロマニア」(国立国際美術館)、2005年「子供都市-虹の要塞-」(金沢21世紀美術館)、2005年個展「キンダガルテン」(豊田市美術館)、2007年個展「トらやんの世界」(霧島アートの森)ほか多数。現在大阪府在住。

■吉見俊哉(東京大学大学院情報学環教授)
1957年生まれ。専攻は20世紀の社会学・文化研究。日本におけるカルチュラルスタディーズ、メディアスタディーズの中心的な存在として先駆的な役割を果たす。著書に『都市のドラマトゥルギー』『博覧会の政治学』『メディア時代の文化社会学』『声の資本主義』『万博幻想:戦後政治の呪縛』など。

■鷲田清一(大阪大学総長)
1949年生まれ。専攻は臨床哲学・倫理学。京都大学文学部卒業。関西大学文学部教授を経て、1996年より大阪大学文学部教授。同大学理事・副学長を経て、現在、同大学総長をつとめる。これまで、現象学の視点から、身体、他者、顔、規範、所有、モード、国家を論じるとともに、美術・ファッション批評をおこなってきたが、近年は哲学的思考をケアや教育など社会のさまざまな現場につなげる「臨床哲学」に取り組んでいる。著書多数。『分散する理性―現象学の視線』『モードの迷宮』でサントリー学芸賞(1989年)、『「聴く」ことの力』で第3回桑原武夫学芸賞(2000年)を受賞。2004年紫綬褒章受章


  1. 水の回廊・まちなか会場
  2. クルーズ&ウォーク / OSAKA旅∞
  3. 船着場プログラム(地域協同企画)
  4. 水都アート回廊
  5. 水都大阪2009記念シンポジウム